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エサを咥えたネズミ

ネズミの侵入に気付いてますか? 実はネズミと共同生活!?

見た目は可愛いネズミですが、屋外や天井裏などで生活しているため、その体はバイ菌だらけでダニやノミも寄生しているため、とても同じ空間で生活はできません。ペットショップのハムスターとは訳が違います。

そんなネズミの被害ですが、台所の食材などが齧られていたり、天井裏で大運動会が行われていたりすればすぐに気が付くと思います。

しかし、ネズミは警戒心が強く臆病な生き物なので、気が付かないうちに「実はネズミと共同生活をしている」という可能性もあります。普通ネズミは、人間の気配があるとじっと身を潜めていて、活動するのは人間がいないときや寝静まった後です。家にいないときはもちろん、ぐっすり熟睡していると天井裏を走るネズミの足音に気付かないかもしれません。

ご自分で天井裏を確認するのは大変ですが、室内なら確認できると思います。ネズミが室内に侵入していれば必ず何らかの証拠を残します。「我が家はネズミの気配がないから大丈夫!」、かもしれませんが、普段のお掃除のついでに、ぜひ確認してみてください。

ネズミの足跡を追え!

まずはネズミの足跡を探してみましょう。

ネズミの足跡

かなり積年のホコリが積もっていますが、そのおかげでネズミの足跡がはっきり残っています。家の中で足跡がわかりやすい場所は、テレビの裏やお仏壇、棚の上の写真立てや置き物の裏、その他黒っぽい家具の上などです。

長押に付いたネズミの足跡

和室の鴨居の上の横木を長押(なげし)といいます。ネズミはこの長押の上をよく歩くのですが、中央にある吊り束のところで足場が狭くなっているので、体を支えるため長押の側面に足を付きます。頻繁に通っていると写真のようにその部分が白っぽく汚れてきます。少し下方向からライトを当ててみるとわかりやすいです。

ネズミは犯行現場に遺留品を残す!

まずはこちらの画像をご覧下さい。

ネズミのフン

見ての通りネズミのフンです。大きさはご飯粒と同じかもう少し大きいくらいです。

冷蔵庫やタンスの裏、押入れの中などに落ちているかも知れません。冷蔵庫の上や神棚も怪しいです。もしフンを発見したら、ネズミが室内に出没している証拠です。

ネズミの逃走経路を探せ!

ネズミは、その鋭い歯で様々な場所に穴を開けて、侵入(逃走)経路を作ります。

室内への侵入路

まずは室内への侵入(逃走)経路を探して見ましょう。

ネズミに齧られた建具

はじめは衝撃度の低い事例から。ネズミが建具の隅を齧って通り道を作っています。非常に歯が丈夫なので、薄い板なら簡単に齧ります。

ネズミがあけた壁の穴

ネズミが壁に穴をあけてしまっています。ネズミは、壁や天井のド真ん中に穴をあけることは稀で、ほとんどの場合は角の方やタンスの裏などの物陰に穴をあけます。

穴の周りが黒く汚れているのは、頻繁にネズミが通っていると証拠です。これをラブマーク(後述)といいます。

ネズミに齧られたエアコン

エアコンを設置する際は、配線や配管を通すために壁に穴をあけますが、壁の中(内壁と外壁の間)には空間があり、そこからネズミがエアコン内部に侵入し、エアコンの本体(主に上の写真のように側面)を齧って室内に出てきます。

最近は、壁の穴にスリーブという筒を設置して、壁の空間からネズミなどが出てこられないようにしてあることがほとんどですが、古いエアコンは、スリーブがないことが多いので要注意です。

ネズミがあけた天井の穴

コンセントを増設するために後で付けたブレーカーだと思われます。後付なので天井板に穴をあけて配線してあります。おそらくネズミがその穴の隙間を見付けて齧り広げたと思われます。

見ての通り電気の配線も齧られており、黒白両方とも芯線が剥き出しになっていて、非常に危険な状態です。

ネズミが配線を齧る場合は、写真のように穴のところを齧ることが多いです。逆に言うと、壁に穴をあけて配線を通してある場合、その穴を齧り広げて出てくる可能性があります。心当たりの場所を確認してみてください。

屋外から建物内への侵入路

幸い室内にネズミの形跡が確認できなかったとしても、天井裏や床下には潜んでいるかもしれません。

ですが、屋根に上がったり縁側の下に潜り込んだりしてネズミの侵入口を探すのは大変ですので、比較的ご自身でも簡単に確認できるところをご紹介します。

ネズミに齧られた床下通気口

床下通気口です。通気口の角を齧られて侵入されています。通気口には金属やプラスチックなど様々な種類があります。プラスチック製は簡単に齧られてしまいますし、金属製でも古いものは錆びてボロボロになっていたりします。

また、床下通気口の前に荷物を置いてあると、通気口に異常があっても気付きにくいですし、床下の通気も悪くなりますので、通気口は塞がないようにしましょう。

ラットサイン・ラブマーク

ネズミ駆除について調べていると、この言葉を目にすることがあると思います。

ネズミのフンや足跡などのネズミの痕跡をラットサイン。ネズミが体を擦りつけて黒く汚れたものをラブマークといいます。

・・・が、私はこれらの言葉をほとんど使いません。お客様に説明する時はもちろん、同僚と仕事の話をする時もまったく使いません。専門用語を使っても分かりにくいだけですので、極力分かりやすい説明を心がけています。

ちなみに、「ラブマーク」と聞くとロマンチックな何かを想像してしまいがちですが(私も初めて聞いた時は想像してしまいました)、「ラブ」とは、love(愛)ではなく、rub(擦る)です。

まとめ

ご自宅のネズミの痕跡も探して頂きたいのですが、もう一軒気にかけて頂きたい家があります。ご実家です。

ご高齢のご夫婦だけの世帯や、お一人暮らしの場合、ネズミの被害に気が付いておられないこともありますし、気が付いていても対策の方法がわからず悩まれているうちに被害が拡大してしまっていることもあります。

当店にも、連休などで久しぶりにご実家に帰られたらネズミで大変なことになっていて、慌ててお問い合わせを頂くケースがあります。

この記事を読んで頂いたら、是非この機会にこのページの写真などを参考に、ご自宅とご実家のネズミの痕跡を探してみてください。

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